掲載日 : 2025.12.24
若い人たちの声を形にし、西尾ににぎわいを創る
「2024年くらいから西尾で何かやりたいと言う若者が数人集まり、Nishio Re:Gion(にしお リージョン)という団体を結成しました。」
そう話してくれたのは、西尾市で建築事務所を構える一方、西尾を盛り上げるまちあそび団体「Nishio Re:Gion」の代表を務めている、鳥居 寛さんです。
活動を通して、西尾市で数多くのイベントを手掛けており、この地にかける想いを聞いてみました。
東京で身に付けたスキルを、地元のまちづくりに役立てたい
西尾市で建築事務所を構えるようになった経緯は?
私はもともと西尾市の出身です。西尾市が純粋に好きで、いつかは西尾市へ戻って地元に貢献したい想いを持っていました。大学自体は名古屋市にある大学へ通っていましたが、卒業後すぐに地元でというよりは、しっかりと経験とスキルを学び、それから西尾に戻ったほうが、より貢献できるという想いで行動してきました。
初めての就職先は東京の大手ゼネコンで働いていました。特に木造建築や店舗設計などのことを中心に学んできました。仕事自体はやりがいをすごく感じていましたが、日々の暮らしの中では、西尾市に比べて東京は周囲とのかかわりが薄いなと感じることが多く、暮らしにくさを漠然と抱えていた記憶があります。
その後、そろそろ経験が積めたので地元に帰ろかなと思ったときに、偶然にも卒業した大学の教授と西尾市が連携してまちづくりを推進していくことを知り、自分の経験も活かせる職場があったため、大学の職へ転職をしました。その活動を通してますます西尾に貢献したい思いが強くなり、開業の準備を進め、そして2025年5月に晴れて建築事務所を開業できました。
ただ、開業に至るまでも別の形「Nishio Re:Gion」として活動しており、西尾市に関っていました。
「Nishio Re:Gion」とは
「Nishio Re:Gion」とは、自分と同世代の方を中心に「もっと西尾市を盛り上げたい」という共通の想いのもと活動する任意団体です。自分が先ほどのまちづくり事業に携わっている際に、西尾市の職員の方へこの想いを話した時があり、職員の方が「ほかにも同じ想いの同世代の方がいるよ」ということでマッチングしていただき、交流する機会があり、その方々と話をしていく中で自分たちの手で、自分たちの想いを形にしていこう!ということで「Nishio Re:Gion」を立ち上げることに至りました。
西尾の魅力を最大化すること
西尾市にかかわる活動では具体的にどのような事をしていますか?
「Nishio Re:Gion」の活動では、色遊びという子ども向けのイベント(巨大な布に色を塗って、みんなで作るイベント)、祇園祭りで縁日出展、西尾のまちなかで映画を見るというイベントなど今まで様々な活動をしてきました。これらの活動を通して、新たな賑わいを創出でき、当初の目的である「西尾を盛り上げたい」という目的は徐々に達成できていると感じています。まだまだ西尾には可能性があると思っているので、もっと魅力あるまちづくりをしていけたらいいなと思っています。
また、建築事務所のほうでは、自身が東京で学んできた経験を活かし、建築の仕事だけでなく、空き家の活用提案やリフォームの仕事も請け負っています。実際に行った仕事では、古くからある空きテナントを改装し、私設図書館「オチャノマ文庫」を造らせていただき、西尾に一つ魅力的なスポットができました。
もっと活気がある西尾市にしたい
今後ビジョンをお聞かせください。
「Nishio Re:Gion」では、今後は西尾市中をジャックするようなイベントが開催出来たら面白いとか、まだまだやりたいことがたくさんあるので、一つずつ実現したいと考えています。そのためには金銭面の確保が第一の課題かなと思っています。現在は任意団体で活動しており自分たちの持ち出しで予算を組んでいるため、大きなイベントはなかなかできない状況です。また、同じ想いを持ったチームメンバーがもっと増えれば、より大きな力になり、大きなことができると考えています。そのあたりを克服していき、はばたければと思っています。
また、自身の本業である建築事務所でも、空き家の利活用を進めることで、新たな西尾市づくりに貢献していき、より魅力あるまちづくりの一助として関われたらいいなと思っています。西尾市には古い家の空き家も多く、それらの利活用をすることでもっと活気がある市になるのではないかと思っています。
西尾市は、自分たちのやりたいことを積極的にバックアップしてくれる自治体ということもあり、今後も「活気がある西尾市」を実現するために積極的に市とも連携し、一つ一つやり遂げていきたいと思っています。










